快適な空気環境は、温度・湿度・空気の質を上手にコントロールすることです。
湿度が40%以下になるとインフルエンザ等のウイルスに注意です。反対に70%を超えるとカビやダニに注意ですね。また、新鮮な空気を保つには計画換気が必要です。
■2つの湿度
湿度とは、空気中に含まれる水蒸気の量や割合を表します。その湿度にも二つの種類があります。相対湿度と絶対湿度です。
相対湿度とは、現在の空気1立方メートル中に含まれる水蒸気量(g)を、同じ湿度での空気1立方メートル中に含むことのできる最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)(g)で割ったもので、パーセント(%)で表します。
相対湿度は、温度が高いと低くなり、温度が低いと高くなる。一般に呼ばれる湿度のことです。
絶対湿度は、温度に関係なく空気1立方メートル中に含まれる水蒸気量をグラム(g)で表したものです。 |
|
■結露とは・・・
含むことのできる水蒸気量の限界を超えて、空気中に含むことができなくなった水蒸気が水滴などによって目に見えるような状態になったことです。
例えば、冷たい飲み物をグラスに入れて暖かい部屋に置いておきます。しばらくすると、グラスの表面に水滴が付きます。グラス周辺の空気が冷やされることで、含むことができなくなった水蒸気が水滴として現れる現象と同じことです。
このように、温度が下がると空気中に含むことのできる水蒸気量は減少します。冬に結露が起こるのは、室温と外気温の差が大きくなり、その境になる窓などで結露が起こります。
結露を防ぐには、各部屋の温度差を小さくしたり、十分な換気により水蒸気を室外へ排出することが重要です。 |
|
■次世代省エネ基準
日本がオイルショックを経験したことで、生活の中でも省エネルギーの努力をするという狙いで1980年に省エネルギー基準が生まれました。
そして、1992年には新省エネルギー基準となり以前よりも強化されました。
さらに1999年からは、二酸化炭素の増加による地球温暖化防止を目的に、次世代省エネルギー基準となりました。新基準では冷暖房消費をカットすることを目標としており、住宅の保温性を上げるために、熱損失を減らすことが重要となっています。
また、地域区分も新省エネルギー基準よりも細かな区分になっています。
住宅全体における熱損失Q:
Q=(QR+QW+QF+QV)/(延べ面積)
※四国では2.7W/(u・K)以下が基準です。
隙間相当面積は5平方センチメートル/uです。
|
|
■換気扇の効能
換気扇は、空気の換気だけではありません。
気密性の高い住宅で、きちんと室内に空気が回っていれば目に見えないホコリも一緒に流れています。そのため、換気扇を回して換気をすると同時に掃除もしている状態になります。
手の届かない所のホコリも自然換気より溜まりにくくなっています。
また湿気や熱や臭いも排出します。高気密高断熱の次世代省エネ住宅では魔法瓶のような密閉された状態です。
設置を義務化された24時間換気をしっかり活用し良い空気環境を保ちたいですね。
暑い夏や寒い冬に活用するには、エアコンとの組み合わせや熱交換型がお勧めです。 |