2000年代
2000
2000年(平成12年)5月
会社・組織
本社経営企画室、本社ソフト開発室を設置
2001年(平成13年)3月
会社・その他
社内イントラネットM-Linkの導入
2001年3月21日、社内の情報共有と活用を強化するため、イントラネット「M-Link」を導入しました。従来のM-Netに比べて電子メールや業務ソフトとの連携が可能となり、部門間の情報交換や業務効率の向上に大きく寄与しました。これにより社内のコミュニケーション基盤が強化され、セキュリティ面にも配慮した仕組みとして定着しました。
2002年(平成14年)1月
会社・組織
本社企画室を設置
2002年1月21日、宮地電機は本社経営企画室・本社ソフト開発室・生活文化事業部企画課を統合し、新たに「本社企画室」を設置しました。経営戦略の立案や取締役会の運営支援に加え、照明コンピュータグラフィックス(CG)の制作による提案強化、全社的な特命事項への対応などを担いました。また営業企画課を設け、各事業部の販売促進企画やチラシ作成などのデザインワークを支援。経営と営業の両面から会社の成長を支える体制を整えました。

2002年(平成14年)6月
会社・事業所
ラ・ヴィータ高知店1Fにマコーズ・ベーグル・カフェオープン
2002年6月21日、ラ・ヴィータ高知店は1階をリニューアルし、全国展開する「マコーズ・ベーグル・カフェ」を開店しました。ベーグルを中心にしたサンドイッチやスープ、デザートなどを提供し、従来の「ジュエリー・ラ・ヴィータ」に代わる新たな店舗展開となりました。フランチャイズ契約による導入は、サービス業や外食産業の経営手法を学び、将来の事業拡大に活かすことを目的としており、ラ・ヴィータのサービス改善と新たな価値創造への挑戦の一環となりました。


2002年(平成14年)10月
会社・制度
第1回照明設計賞を開催
社員が手掛けた照明設計を審査・表彰する「照明設計賞」が創設され、第1回の開催が行われました。応募は25名42件にのぼり、住宅・商業施設・その他施設に分けて審査されました。最優秀作品には「MG賞(Miyaji Good Lighting Design賞)」が贈られ、社員の設計提案力の向上と、日常業務への意識づけにつながる取り組みとなりました。


2003年(平成15年)2月
会社・組織
照明器具の開発、製造、販売を目的とした100%出資子会社ラ・ヴィータ株式会社を設立(資本金2,500万円)
2003年(平成15年)3月
会社・事業所
阿南営業所が事務所移転
2003年3月24日、1995年に開設された阿南営業所は、さらなる事業発展を図るため、2003年3月24日に新事務所へ移転しました。総勢4名の小規模事務所ながら、橋湾石灰火力発電所関連業者や地元電気工事店の支援を受け、順調に業績を拡大してきました。移転により体制を強化し、地域に根ざした営業活動を続けています。
2003年(平成15年)8月
製品・サービス
自社開発「住まいの照明 ECOGLASS」シリーズを発売
2003年8月1日、ラ・ヴィータ株式会社は、自社開発のオリジナル照明器具「ECOGLASS」シリーズを発売しました。乳白色ガラスのシェードは熟練職人による手吹きで仕上げられ、フレームには自然素材を使用。詩人ゲーテの言葉を刻印するなど、細部にまでこだわったエコロジー志向の製品でした。販売は「ECOGLASS特約」を結んだ照明コンサルタントを通じて行い、全国展開を推進。さらに月額制で利用できる「EGローン」や、特約店向けに提供された専用ソフトを活用したプレゼン手法により、提案力を高める仕組みが整えられました。


2003年(平成15年)9月
会社・その他
住まいの照明ECOGLASS楽天市場店をオープン
2003年9月18日、自社オリジナル照明「ECOGLASS」の楽天市場店をオープンしました。購入を目的とするユーザーを対象とし、情報発信から販売までをインターネット上で完結させる新しい取り組みでした。商品を確実に届けるためには、直営する当社だけでなく、決済・物流など各分野との連携が不可欠であり、共通ルールと認識をもとに運営が進められました。当社にとって初のEC事業参入であり、未知の分野への挑戦が本格的に始まりました。
2003年(平成15年)11月
会社・その他
第22回JAPANTEX2003「インテリアトレンドショー」にECOGLASSを出展
2003年11月26~29日の期間、東京国際展示場で開催された国内最大級のインテリア見本市「JAPANTEX2003」にて、住まいの照明ECOGLASSを出展しました。会場は全国から多くの来場者で賑わい、ECOGLASSブースも温かな光に包まれたオアシスのような空間として好評を得ました。住宅だけでなく商業施設や医療施設など幅広い分野での活用を期待する声も寄せられ、四国から全国、さらには海外市場へと広がる可能性を感じる機会となりました。

2004年(平成16年)7月
製品・サービス
12V電圧仕様の「ECOGLASS GARDEN」を発売


2004年(平成16年)8月
会社・制度
一括ファクタリングシステムによる支払開始
2004年8月16日から、従来の約束手形や為替手形に代えて、一括ファクタリングシステムを導入し、新たな支払方式を開始しました。
本制度は、従来の手形決済のメリットを保持しながらも、発行・授受・管理に伴う事務の煩雑さやリスクを軽減できる仕組みです。四国銀行の協力のもと導入され、当社および仕入先双方にとって効率性と安全性を高める新しい決済スキームとなりました。
2005年(平成17年)2月
2006 Miyaji LED year プロジェクト委員会が発足
2005年2月の取締役会で宮地社長より提案があり、翌2006年を「Miyaji LED Year」とすることが決定されました。これを受けて発足したのが「2006 Miyaji LED Yearプロジェクト委員会」です。LEDを将来の主力商品と位置付け、自社ブランドの確立を目指すことを目的に、ソフト開発・製品開発・販売開発の3つのワーキンググループを設置。展示会や勉強会を通じて最新情報を収集するとともに、新商品の企画や販売戦略を検討しました。プロジェクトのコンセプトは「生活者に感動を与えるLEDを使った光のデザインを開発し販売する」であり、従来の器具開発にとどまらず、光そのものを提案する姿勢を打ち出しました。
2005年(平成17年)3月
会社・制度
退職金制度を廃止し、前払い制・確定拠出年金制度(DC制度)へ移行
少子高齢化や企業年金制度改革を背景に、全国的に確定拠出年金制度の導入が進む中、当社も従来の退職金制度を廃止し、前払い制・確定拠出年金制度(DC制度)へ移行しました。社員一人ひとりが自らの将来設計に応じて資産形成できる仕組みとし、長期的な生活基盤の安定を支援しています。
2005年(平成17年)7月
製品・サービス
「ECOGLASS SIMPLE」を発売

2005年(平成17年)9月
会社・組織
創業60周年を迎え経営構造改革【第三創業・Next30】を発表
創業60周年を機に、今後30年を見据えた経営構造改革【第三創業・Next30】を発表しました。戦後間もなく電気工事請負業として創業し、その後電設資材卸売業へ転換、さらに施工販売やサービス事業を加えて発展してきた歴史を振り返り、これからは「お客様は施主」を軸に据えた体制への転換を掲げました。メーカー依存から脱却し、独自技術を発揮できる組織へと進化させることを目指し、知と情の経営を柱に据えて新たな歩みをスタートしました。
2005年(平成17年)12月
製品・サービス
ECOGLASS po・te・riを発売


2006年(平成18年)3月
会社・制度
経営構造改革【第三創業・Next30】による新組織体制をスタート


2006年(平成18年)5月
製品・サービス
LED防災ライト“ぐらッパ!”を発表
2006年5月15日、宮地電機は停電時に自動点灯するLED防災ライト“ぐらッパ!”を発表しました。名称は「ぐらっときて停電してもパ!と点く」ことから名付けられています。開発の背景には、当時の宮地彌典社長の「災害時にこそ必要な明かりを届けたい」という強い思いがありました。小型ながらも停電後24時間点灯可能で、家庭や公共施設に安全を提供する製品として注目されました。


2006年(平成18年)5月
会社・事業所
松山市南堀端町に「ラ・ヴィータ松山店」を開店
宮地照明松山支店を全面的にリニューアルし、照明・家具・カーテンを組み合わせたライフスタイル提案型ショップ「ラ・ヴィータ松山店」としてオープンしました。
従来の照明販売に加えて家具やカーテンを扱うことで、住まい全体のコーディネートを提案できる店舗に進化しました。
コンセプトは「心地よい暮らしのために」。照明器具を中心に、「美しい」をキーワードとした快適な空間デザインを提案し、カーテン・家具を通じて住空間の総合的な演出を行いました。
イタリアの暮らしに学んだ「Light & Life(あかりと暮らし)」をテーマに、生活の質を高める商品・サービスを展開し、リフォーム需要まで見据えた体制を整えています。

2006年(平成18年)9月
会社・事業所
高知市神田に「住まいの実験室 Living Labo」をオープン
2006年9月1日、「お客様は施主」の理念を実行する拠点として、住宅設備の体験型ショールーム「Living Labo」を開設しました。ここでは、照明・空調・住宅機器を実際に体験しながら比較検討でき、研究開発室の社員がメーカーに左右されない中立的な立場で説明を行います。来場者は納得のいくまで機能や価格を確認し、自らの判断で商品を選択することが可能となりました。体験と情報提供を通じて、住まいづくりにおける「施主中心の意思決定」を支援する新しい拠点となりました。9月5・6日のお披露目会では、2日間で延べ161名が来場する盛況となりました。


2007年(平成19年)3月
製品・サービス
LEDを使ったシャープでコンパクトな照明「Multi Cube」を発売
LEDを光源としたコンパクトな照明器具「Multi Cube」を発売しました。サイズはわずか103mm角の立方体で、住宅やマンションの玄関・廊下・階段など、さまざまな空間に調和するシンプルなデザインが特徴です。光源には日亜化学製の高品質LEDを採用し、消費電力は2.45Wと省エネ性能に優れ、1日8時間の点灯で年間の電気代はわずか156円とされました。さらにLED特有の長寿命により、40,000時間を超える使用が期待できました。カバーはプリズムと乳白色の2種類を用意し、きらめきのある光や柔らかな光を選択できるよう工夫されています。また停電時にはバッテリーで自動点灯する「LED防災ライト ぐらっパ!」もラインアップに加え、安心・安全を支える商品として展開されました。


2007年(平成19年)4月
製品・サービス
LED防災ライト“ぐらッパ!”がPSE(特定電気用品)を取得

2007年(平成19年)6月
会社・制度
社内認定資格「カーテンマイスター制度」スタート
2007年6月、社内認定資格制度として「カーテンマイスター制度」を創設しました。
当社がカーテン販売を始めたのは1982年であり、その後、住宅デザイン営業部を中心に提案や取扱いを拡大してきました。しかし専門的な知識やスキルを体系的に学ぶ仕組みがなく、社員の不安や課題も多くありました。
こうした状況を踏まえ、社内で認定資格制度を立ち上げ、社員の専門性を高めることを目的に「カーテンマイスター制度」を開始しました。初級・中級・上級の3段階が設けられ、基礎知識から応用提案力、さらには販売支援や付加価値提案ができる高度なスキルまで、段階的に習得を目指す内容としていました。
8月には第1回試験が実施され、51名が「カーテンマイスター」として認定されました。社員の専門知識向上に加え、お客様への提案力強化にも大きな効果をもたらす制度となりました。

2007年(平成19年)6月
会社・制度
仕事と子育ての両立を支援する制度(育児休職支援手当、乳児期育児休暇、マイライフ勤務の期間延長)をスタート!
2007年6月、仕事と子育ての両立を支援するため、育児休職支援手当、乳児期育児休暇、マイライフ勤務期間延長などの新制度を導入しました。
「育児休職支援手当」では、休職期間中に月額5万円の手当を最長6か月間支給し、経済的な不安を軽減。「乳児期育児休暇」では、育児期の1年間に最大10日の特別休暇を付与し、母親だけでなく父親の育児参加も促しました。また「マイライフ勤務」の期間を最長小学校4年生まで延長し、柔軟な働き方を実現しています。
2007年(平成19年)7月
会社・その他
『高知県次世代育成支援企業』として認証される
2007年7月23日、宮地電機は「高知県次世代育成支援企業」(現・高知県ワークライフバランス推進企業)の認証を受けました。これは、仕事と子育てを両立しやすい職場環境づくりに取り組む企業を県が認証する制度で、平成19年度に始まりました。宮地電機でも、社員が安心して働き続けられるよう、仕事と家庭の両立を支援する仕組みづくりを進めてきました。認証の取得は、そうした取り組みが評価されたものです。以降も、子育てをはじめとするライフステージに応じた働き方を支える制度や環境整備を進めることで、社員一人ひとりが安心して力を発揮できる職場づくりを目指しています。

2007年(平成19年)8月
会社・事業所
高知市南御座に東館を新築。LED照明「Multi Cube」工場を稼動
2007年8月6日から高知市南御座に新たに建設した東館にて、当社オリジナルLED照明「Multi Cube」の専用工場が稼働しました。東館は鉄骨造5階建て、延べ床面積497㎡で、1階玄関、2階談話室、3階見積室、4階にMulti Cube工場、5階に製品庫を備えています。

2007年(平成19年)8月
製品・サービス
Multi Cube発表会を開催(松山市、高松市、徳島市、高知市)
2007年8月、当社オリジナル製品「Multi Cube」を広く紹介するため、松山・高松・徳島・高知の各会場で発表会を開催しました。来場者は設計事務所、工務店、電気工事業者など、合計で約390名にのぼり、多くの関心を集めました。
発表会では「素材による光の表情」をテーマに、ウッド・レンガ・コンクリートなど壁面素材ごとに異なる光の効果を体感できるブースを設置。また、複数のMulti Cubeを組み合わせた取付方法の違いや、暗闇での明るさ体験ブースも用意しました。さらに、他社製LED展示ブースも設け、光の特性を多角的に比較できる内容としました。
参加者の多くはプロの技術者であり、製品の良否を厳しく見極める立場の人々でしたが、Multi Cubeのポテンシャルと将来性が高く評価されました。


2007年(平成19年)9月
会社・組織
住宅施主への営業展開を推進するため市場開発室にリフォーム担当室を設置
2007年(平成19年)10月
製品・サービス
LED防災ライト“ぐらッパ!”が徳島県の補助事業に採択
徳島県は「LEDバレイ構想」を掲げ、LEDを活用した光産業の集積を進めており、その一環として県内企業のLED応用製品の実証実験を支援していました。この事業において、宮地電機のLED防災ライト“ぐらッパ!”が採択され、高速道路高松インターチェンジ付近の街路灯に設置される実証実験が始まりました。
今回の採択では、商品力・営業力・プレゼン力が高く評価されました。“ぐらッパ!”は災害時の安全照明としての社会的意義に加え、石材やLEDを組み合わせた新しい灯りとしても注目され、オーナー企業から高い評価を得ました。また、宮地電機が積極的に進めていた市場PR活動やプレゼンテーション活動も大きな後押しとなりました。
2007年(平成19年)11月
会社・制度
セクシュアルハラスメント防止規程を制定
2007年11月21日、セクシュアルハラスメント防止規程を制定しました。
「セクハラは許さない」という姿勢を明示し、職場における被害防止と相談窓口の設置を通じて、誰もが安心して働ける環境づくりを推進しました。
2008年(平成20年)3月
製品・サービス
徳島県板野郡松茂町のToku2松茂で、LED防災ライト”ぐらっパ!”の実証実験を実施
2008年3月6日、徳島県板野郡松茂町の団地「Toku2松茂」において、万が一の災害による大規模停電を想定した実証実験が行われました。団地の緑地帯や道路沿いに合計53灯の「ぐらッパ!」を設置し、暗闇の中を20人の被験者が避難経路を歩行。その結果、避難時の視認性や安心感、歩行の安全性が大幅に向上することが確認されました。
実験には大阪市立大学大学院の准教授も参加し、「全国的にも珍しい、広域停電を想定した大規模な実証は非常に意義がある」と高い評価を得ました。この成果は「ぐらッパ!」の防災用照明としての信頼性を実証し、災害時に人々の命を守る実用性が裏付けられました。

関連動画:
2008年(平成20年)3月
会社・事業所
みやじ配送センター(高知市南御座)が稼働
2008年3月、高知市南御座に「みやじ配送センター」が稼働しました。新センター開設の目的は、物流効率の向上と営業力強化にあります。週6日稼働とすることで、月曜朝一番のお客様への商品提供を可能とし、利便性を大幅に改善しました。また、従来の定期便から宅配便へ切替えることでコスト削減を実現。さらに、島外など戦略的地域を視野に入れた配送体制の整備も進められました。
物流の一元化によって在庫・仕入の管理が強化され、仕入原価の低減や在庫の効率化にもつながりました。加えて、Web販売の拡大を見据えた物流基盤としての役割も担い、営業拠点を「コンビニ店在庫化」する方針が打ち出されました。


2008年(平成20年)5月
製品・サービス
Multi LEDsシリーズに丸形の「Multi Round」を発売


2008年(平成20年)6月
会社・組織
みやじ見積センター(高知市南御座)を設置
2008年6月21日、高知市南御座に「みやじ見積センター」を設置しました。見積業務を専門部署に集約することで、従来営業担当者が多くの労力を割いていた見積作成を効率化し、提案や受注活動に専念できる体制を整えました。センターでは専任者が見積書を作成し、検査を経て納品する仕組みを導入。これにより、経験の浅い社員でもベテランと同等の精度で見積提出が可能となり、業務品質と生産性の向上を図りました。
また、見積フローを標準化し、スキャニングやファイルサーバーを活用して情報を一元管理。2~3営業日での高品質な見積対応が可能となり、顧客への迅速な対応とノウハウの蓄積を実現しました。
2009年(平成21年)1月
製品・サービス
夢のLED照明kiraringを発売、四国4県で発表会を開催。日経新聞の全国版に掲載される
2009年1月30日から2月1日にかけて、宮地電機は住宅用の主照明として開発したLED照明「kiraring」の発表会を四国4県で開催しました。消費電力わずか45Wで白熱球並みの明るさを実現し、長寿命・省エネという特長を兼ね備えた画期的な製品です。桜色の温かみある光やコンパクトなデザインが特長で、建築設計事務所やリフォーム業者をはじめ、多くの来場者に高く評価されました。3日間で合計819名が来場し、住宅照明におけるLEDの可能性を体感しました。この反響は大きく、日経新聞全国版にも取り上げられるなど、四国発の新しい照明開発への注目度が一気に高まりました。「kiraring」の登場は、宮地電機が培ってきた技術と開発力を広く示す機会となり、次なるLED照明開発への弾みとなりました。


2009年(平成21年)6月
会社・その他
宮地電機代表取締役社長に宮地貴嗣、代表取締役会長に宮地彌典が就任
2009年6月12日、株主総会後の取締役会において、宮地貴嗣が代表取締役社長に就任し、宮地彌典が代表取締役会長に就任しました。就任にあたり、宮地社長は「社員の夢の実現と幸せを第一に考え、全員が自律的に行動できる会社を目指す」との方針を明確に示しました。併せて、マネジメントチームが互いに意見を尊重し合い、会社全体として取り組む姿勢を共有しました。

2009年(平成21年)9月
会社・事業所
電材住建営業部阿南営業所が移転(移転先:阿南市向原町)

2009年(平成21年)11月
会社・組織
研究開発室キッチン・サニタリー担当室と市場開発室のリニューアル・リフォーム担当室を統合
2009年11月21日、研究開発室キッチン・サニタリー担当室と市場開発室リニューアル・リフォーム担当室が統合されました。背景には、住宅市場が新築中心からリフォーム・リノベーションへと移行する動きがありました。高齢化対応や住宅設備の老朽化に伴い、リフォーム需要は着実に拡大しており、専門知識を持った人材と総合的な提案力が求められる時代となっていました。統合後は、設計・インテリア・設備に関する幅広い知見を活かし、顧客満足度の向上を軸に事業を展開しました。安全で信頼性の高い施工体制の確立や人材育成にも注力し、リフォーム事業を将来の柱とすべく体制を整えたのが、この組織変更でした。
2009年(平成21年)11月
会社・その他
日本経済新聞主催 2009年にっけい子育て支援大賞を受賞
2009年11月、日本経済新聞社主催「にっけい子育て支援大賞」を受賞しました。この賞は、安心して子育てと仕事を両立できる社会づくりを推進する企業や団体に贈られるものです。第4回となったこの年は全国から179件の応募があり、パナソニックやソニーといった大手企業に並び、当社の取り組みが高く評価されました。妊娠期の時間短縮勤務や産前産後休暇の拡充、子供が1歳未満の場合の育児休暇など、多様な支援策が導入されており、これらの制度が全国的に認められたことは大きな励みとなりました。
