平成28年四国照明賞 庵治の家

香川県 高松市 / 庵治の家
照明設計/宮地電機

施設の概要(施設の用途、規模、特徴)

地上3階建てで、研究室や展示スペース、体育館、食堂、事務所などの施設があり、自然採光による照明負荷低減や、ルーバーによる日射遮蔽、全館LED照明化、太陽光発電・風力発電・見える化モニター・EV充電設備を備えるなど、環境配慮の面でも省エネ・創エネ設備を積極的に導入している。

高松市郊外にある「庵治の家」は、御夫婦が週末をゆっくり過ごす為の専用住宅。規模は 2LDKで、リビングからの景観に赴きを置いた設計。構造体は高知県嶺北の杉材を使用。杉の持つ調湿効果と木肌の優しさで落ち着きのある空間を演出している。

照明設備(光源、器具、照度、照明の特徴)

間接照明やスポットライトを採用して「ゆっくりと流れる時間を過ごす暮らし」のテーマに沿った陰影のある落ち着きのある空間を演出している。 色温度は全体を2,700K~3,000Kの電球色に統一することで一体感とあたたかみのある空間となっている。