平成23年四国照明賞 崇教真光 徳島中道場

徳島県 徳島市 / 崇教真光 徳島中道場
照明設計 / 宮地電機

施設の概要(施設の用途、規模、特徴)

崇教真光・徳島中道場は、「ひかり・風・みどりとの共生」をテーマに徳島市の眉山を背山として、古くは弥生時代の人々が居を構えた土壌の豊かな地に建設された施設である。 背山の稜線と呼応する大きな切妻屋根、ポーチからホール・階段までを包み込んでせり出すようにかかる切妻型の庇は、利用する人々の大きな「気」の流れを2階の御神殿まで伝えている。

照明設備(光源、器具、照度、照明の特徴)

長時間点灯する共用部分や、吹き抜け空間のメンテナンス性が求められる部分にLEDを採用している。 御神前の照明では建築意匠を損なわないよう、両サイドからの天井間接照明と中央2列のスリット照明として調光型蛍光灯を使用し、心が癒される空間を演出している。 また、玄関ホールや廊下はLEDダウンライトが採用され、階段手摺部分やサッシにはライン状LEDユニットを内蔵した建築一体化照明により足元を照らす工夫がなされている。