宮地電機はこの度、四国銀行との間で「震災時発動型コミットメントライン」の契約を締結しました。
これによって、大震災発生時のような混乱時でもスピーディーに資金調達できるので、社員の給与や仕入先への支払いが滞りません。


震災時発動型コミットラインとは

震災時発動型コミットメントラインとは、大規模震災発生時にのみ "事業継続や災害復旧に必要な資金を確実かつ迅速に資金調達を可能とする融資枠の契約" のことです。一般的な融資枠では、企業が借り入れをする際には審査を受ける必要があります。しかし、震災時には金融機関側も混乱している可能性があり、企業にとっては大規模震災発生直後の資金調達に困難が生じる可能性があります。

一方、震災時発動型コミットメントラインでは、融資にあたっての通常の細かい手順なしに希望額が即座に口座入金される仕組みのため、大震災の混乱時でも機動的に資金調達できます。

震災時発動型コミットライン契約の概要

  1. 契約金額:15億円
  2. 金融機関:株式会社 四国銀行
  3. 融資要件:高知県ならびに当社が事業所を展開する県外9都市で震度6強の地震を観測

資金使途

  1. 当面の決済資金
  2. 従業員の給与

「震災時発動型コミットメントライン」の締結は、四国では4例目(電材卸売業では初)。近い将来発生するであろう南海トラフを含む大規模な震災後は電気インフラの復旧が急務となります。宮地電機は、地域のインフラを支える企業の責務として、安心して商品の仕入れや事業を継続できる態勢を築いてゆきます。

※2019年10月時点(当社調べ)