価値再定義の時代
2023年3月21日、ビジネスウェア規程が17年ぶりに改定されました。新たな規程では「企業人としての良識に委ねる」という考え方を基本とし、名称も「企業人として良識のある服装の基準規程」へ変更されました。現場の実情に応じた柔軟な運用を可能にするため、営業部や室単位で細則を定められる仕組みも導入されました。社名入りポロシャツやスニーカーの着用も認められ、実用性と多様性を両立した内容となっています。改定にあたっては社内ワーキンググループによる提案をもとに取締役会で決定されました。
「働き方改革」
電気工事店の業態に合わせて土曜日も終日営業としていた当社は、2023年4月から土曜日の半日営業をスタートしました。交代制で出勤し、午後を半日有給休暇取得推奨日としました。これにより、仕事と私生活の両立がしやすくなり、心身のリフレッシュや家族との時間の確保、自己啓発の機会が増えるなど、より充実した生活を送ることが可能になりました。
また、2025年度は年間休日を120日以上、2026年度からは週休2日制への移行を決定しました。働く人の満足度や生産性の向上、定着率の向上といったポジティブな効果も期待されており、ワークライフバランスの向上につながる改革となりました。
2024年の日本の出生率は9年連続で減少し、働き手の確保はますます困難となる人口オーナス期(※)に入り、企業は働く人が長く働き続けられる環境づくりが重要となっています。これから子育てを始める若年層の多くが希望する「男性育休」の実現に向けて、2024年10月から四国4県で「男性育休共有会」を実施し、男性育休取得への理解と推進の意識醸成を行いました。2025年には、育休取得中の経済的な不安を解消するための貸付金制度も用意され、フォローアップ体制の充実とともに、男性育休取得が現実となりました。
このように宮地電機は、働き方改革を一過性の取り組みとして捉えるのではなく、時代の変化や多様な価値観に柔軟に対応しながら、継続的に改善を図ってきました。こうした活動や職場の協力もあり、2024年度までの男性の育児休暇取得率は0%でしたが、2025年9月時点では66.6%になりました。
「Miyaji-COM 2025」開催
「働く人同士の理解を深めるため、宮地電機で働く仲間を知る場として、全社集会を開催したいです。」
9年ぶりに開催された全社集会は、ある20代社員のこの言葉から始まりました。そして上司の後押しを受けながら文字化され、2024年末の取締役会を動かしました。「失敗を恐れず、挑戦する」この言葉を具現化した行動であり、これからの宮地電機に欠かせないマインドです。
2025年に入り、社内有志9名による実行委員会が結成され、業務の合間を縫って綿密な準備が進められました。
そして10月24日、高知市の城西館にて「Miyaji-COM 2025 〜つながる!ひろがる!宮地万博!〜」が開催されました。イベントは、宮地電機の新キャラクターをデザインするグループワークに始まり、貴嗣社長の講話、懇親会と続きました。限られた時間の中で相互理解が深まり、見事に本来の目的を達成した全社集会となりました。
創業80周年を迎えるにあたり、2025年7月、貴嗣社長から「経営理念を時代の変化に合わせて見直す」という指針が示され、社長率いるプロジェクトチームによる熱い議論が重ねられました。その中で、貴嗣社長が常日頃から語っている次の言葉に焦点が当てられました。
「プロは、他の人にできないことをして感動をプレゼントするからお金をもらえます。相手の期待を上回るプロの集団を目指しましょう。」
この言葉をもとに、新しいスローガンとして“期待を超える感動を” が決定しました。ロゴマークには、四国を照らす意味を込めた電球が灯り、宮地電機らしさを表現しています。発表は Miyaji-COM 2025の場で、直接伝えられました。
